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レースレポート

英国F3 第1戦 オールトンパーク

予選

日付:2009年4月11日(土)
天候:晴れ
気温:14℃

予選1回目結果:3位
予選2回目結果:7位

デビュー戦で3番グリッドを獲得、決勝に期待

中嶋大祐コメント

開幕戦というのはいつも重要ですが、今回の予選ではこれまで経験してきた中で一番緊張したように思います。予選1回目のポジションには満足していますし、開幕まで頑張ってきたチームにはとても感謝をしています。

予選2回目については1回目の予選とのインターバルがいままで経験した事の無い長さであったため、集中力を維持するのに苦労をしてしまいました。次戦以降に向けては、2つの予選の間にいかに集中力を保つかが課題になると思います。

決勝に向けては初戦と言う事で混乱も予想される為、集中力をキープしつつ上位を狙って行きたいと思います。

決勝

日付:2009年4月13日(月)
天候:晴れ

決勝第1レース結果:4位
決勝第2レース結果:5位

表彰台を逃すが、連続入賞を果たす

決勝概要

ポールポジションのマックス・チルトンがスタートでフライングをしてしまうという波乱の幕開けとなった2009年の英国F3第1戦第1レース。中嶋は2位を走行し、一時はトップを狙う勢いを見せたものの、4周目に2台にパスされて4位まで順位を下げる。その後は思うようにペースを上げることが出来ずに、ポジションキープのままチェッカーフラッグを受けた。優勝は、カーリンのダニエル・リキアード(オーストラリア)。

約4時間のインターバルを挟んで行われた第2レース決勝。1周目に大きなクラッシュが発生したため赤旗中断となり、再度スタートが切られることとなった。ここで中嶋はスタートダッシュに成功。ポジションを2つ上げ、5位で周回を重ねることになった。さらなるポジションアップを狙った中嶋だったが、第2レースの予選で3位を獲得していたリキ・クリストドゥールー(イギリス)の猛攻を受けた。その後、ポジションを守り切り5位でレースを終えた。優勝は、第1レースと同じくカーリンのダニエル・リキアード(オーストラリア)。

両レースともに上位でレースを終えた中嶋は、現在ポイントランキングで4位となっている。

次戦は4月25日、26日にドニントンパークで行われる予定だったが、サーキットの安全上の問題によりレースが延期される事が主催者より発表された。現時点では、次回のレースはシルバーストーンにて5月2日、3日に行われることになっている。

中嶋大祐コメント

第1レースについては、表彰台を逃してしまったことをとても悔しく思っています。2位を走行中にKnickerbrookと呼ばれるコーナーの進入で外側の芝生を踏みコントロールを失いかけたところ、立て続けに2台に抜かれてしまいました。その後は後続を抑える展開となってしまい、ポジションを挽回することが出来ませんでした。

第2レースは、スターティンググリッドを考えると良い結果を得ることが出来たと思っています。オールトンパークは追い越しをするのが非常に難しいサーキットなので、スタートでポジションを上げることを狙っていたのですが、狙い通りスタートで2台をパスし無事フィニッシュすることが出来ました。

次回のレースに向けては、もう少しレースペースを向上させることが出来るように努力をしていきたいと思います 。

アンソニー・ハイアット(Anthony Hieatt)監督コメント

今回のレースでのチームのパフォーマンスにはとても満足している。我々は予選で力強いラップタイムを記録することができたが、それは我々の車やエンジンの完成度を証明するものであったと思う。大祐は経験の少ないサーキットで両レースとも素晴らしい働きをした。近いうちに彼が表彰台に上るものと確信している。今週のレース結果はチームにとって励みになっており、次回のレースではトップを狙って一層激しくプッシュしていく。