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レースレポート

2011年フォーミュラ・ニッポン 第1戦 鈴鹿サーキット

予選

日付:2011年5月14日(土)
天候:晴れ時々雨
気温:-

予選結果
Q1:7位/Q2:11位/Q3:-

天候の変化に惑わされ悔しい結果に終わる

中嶋大祐コメント

フリー走行で自分の足りない部分がわかり、それを着実に改善することができ、Q1の終了時点までは狙い通りにスピードを上げることができましたが、Q2のときに雨が降ってきて、少し注意しすぎてしまい攻め切ることができませんでした。マシンには少なくともQ3まで進むことができるポテンシャルがあったのに非常に残念です。明日の決勝ではスタートでまず前へ進んでできるだけ上位に食い込みたいと思います。

決勝

日付:2011年5月15日(日)
天候:晴れ

決勝スターティンググリッド:11位
決勝結果:11位
本ラウンド終了時のランキング:-

難しい展開となるが、次につながる1戦に

決勝概要

心地の良い陽気に恵まれたフォーミュラニッポンの開幕戦。中嶋にとってはこれがフォーミュラニッポンのデビュー戦となる。

11番手のスターティンググリッドからまずまずのスタートを切った中嶋は、ポジションアップを狙って1コーナーへと進入していく。しかしその先の2コーナーでアクシデントが発生し、16号車山本選手と1号車オリベイラ選手の2台がスピン。この内オリベイラ選手の車両を避けるため一旦コース外へと出ざるを得なかった中嶋は、不運にもほぼ最後尾までポジションを落としてしまう。

その後しばらくは前を走る車のペースに付き合わされてしまい、もどかしい展開となる。チームはこの状況を見て比較的早い段階である10周目に中嶋をピットに呼ぶ。規定のタイヤ4本交換と給油を終えた中嶋は自己ベストタイムを続けて記録しながら追い上げを図ったが、結局クリアな状態で周回を重ねる事が出来たのはピットストップを終えた後の数周のみとなってしまう。14周目にはピットストップを終えた18号車インペラトーリ選手が中嶋の目前でレースに復帰し、ここからチェッカーまではインペラトーリ選手との戦いとなった。

タイヤの摩耗に苦しむインペラトーリ選手に対し、中嶋は様々なポイントで仕掛けようとするが、なかなかチャンスを見出す事が出来ない。結局最後までコース上でのポジションアップは叶わず、チェッカーを迎えた。オープニングラップでのアクシデントにより一旦はほぼ最後尾までポジションを落とした中嶋であったが、ピットストップ後に築いたタイムマージンと他車のアクシデントによりレース中に3つポジションを回復。最終的には予選順位と同じ11位でのフィニッシュとなった。



中嶋大祐コメント

スタート自体は悪くありませんでしたが、その後の2コーナーでスピンをしたマシンを避けるためにコース外まで出てしまいほぼ最後尾まで落ちてしまいました。そのあとは常に前のマシンに引っかかってしまい、思うような展開になりませんでした。レース終盤、前を走っていたマシンに比べタイヤに余裕があったので、なんとしてもパスしたかったのですが、あと1歩のところで叶いませんでした。11位という結果は満足できるものではありませんが、これだけの長いレースを戦うのは初めてのことなので収穫の多い1日でした。応援していただいたすべての皆様、ありがとうございました。次戦も精一杯頑張りますのでご声援をよろしくお願いします。