日付:2011年6月4日(土)
天候:晴れ
気温:-
予選結果
Q1:12位/Q2:10位/Q3:-
日付:2011年6月5日(日)
天候:雨のち晴れ
決勝スターティンググリッド:10位
決勝結果:リタイヤ
本ラウンド終了時のランキング:-
決勝概要
第2戦は九州オートポリスでの開催。同地方初の2&4レースということで、不安定な天候にも関わらず非常に多くの観客がサーキットへ詰めかけた。
未明からの雨が昼頃まで長引き、決勝は非常に難しいコンディションの中でスタートが切られた。雨はほとんど止んでいたものの、全車ウェットタイヤでスターティンググリッドへ並んだ。10番手グリッドからスタートした中嶋は、まずまずのスタートを切るとポジションをキープしたまま1コーナーを立ち上がる。その先の第2コーナーでは37号車一貴選手とサイドバイサイドになり、惜しくもポジションダウン。そしてオープニングラップの終わりには、チームは早くも中嶋をピットへと呼び寄せた。路面のコンディションがちょうどウェットからドライへと変わりつつあるタイミングで、いち早く規定されているタイヤ交換義務を果たすとともにドライタイヤへの交換をするためだ。
結果的にはチームのこの判断が功を奏し、中嶋はピットストップを終えた段階で6位まで浮上。さらに、5周目には前を走る36号車井口選手を1コーナーでオーバーテイク。5位までポジションを上げた。初のポイント獲得十分に狙えるポジションで順調にラップを重ねていくように見えていた中嶋であったが、7周目に思わぬ形でレースを終えてしまう。
7周目の1コーナー、ブレーキングポイント上にあるバンプを乗り越えた際にリアタイヤをロックさせてしまった中嶋は、体勢を建て直すことが出来ずそのままスピン。グラベル上にストップしてしまったのだ。中嶋にとって非常に悔しい週末の締めくくりとなった。
中嶋大祐コメント
ピットストップのタイミングが良く、スタート後の数ラップで大きく順位を上げることが出来ました。さらに5周目にはオーバーテイクも成功させることが出来て5位を走行していたのですが、7周目1コーナーでのブレーキングでギャップを乗り越えた際にリアタイヤがロックしスピンしてしまいました。多くのポイントを獲得できるチャンスだったので、チームや応援をして下さった皆さんに申し訳なく思っています。この悔しさをバネに次の富士では良いレースが出来るように頑張ります。
中嶋大祐コメント
Q3への進出にあと1歩というところまで迫ることはできましたが、コンマ3秒ほど足りませんでした。しかし、鈴鹿での予選と比べるとかなり充実したセッションにすることができたと思います。今回の経験は必ず次のイベントでの予選で活きるはずです。明日の決勝に向けて、ドライビングとセットアップの両面を煮詰め、ひとつでもポジションを上げてレースを終えることができるように頑張ります。