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レースレポート

2011年フォーミュラ・ニッポン 第3戦 富士スピードウェイ

予選

日付:2011年7月17日(日)
天候:晴れ

予選結果
Q1:9位/Q2:12位/Q3:-

悔しい12番手グリッド

中嶋大祐コメント

Q1では9位となりQ3への進出も狙える位置にいたのですが、Q2ではドライビングの面でもセットアップの面でも慎重になり過ぎてしまい残念ながら12番手グリッドとなってしまいました。予選の結果は残念ですが、今週末は良いタイムを記録することも出来ていますので、気持ちを切り替えて決勝で挽回したいと思います。

決勝

日付:同日
天候:晴れ

決勝スターティンググリッド:12番手
決勝結果:8位
本ラウンド終了時のランキング:12位

8位フィニッシュで今シーズン初のポイント獲得

決勝概要

最高気温が35℃に迫ろうかという暑さの中で開催された第3戦。舞台は全長1.5kmものメインストレートを有する富士スピードウェイ。

中嶋は12番手グリッドから良い加速を見せ、一時はポジションアップを果たしたものの結果的にはスターティンググリッドと同じ12位でオープニングラップの攻防を終える。スタートから数周の段階で中嶋よりも前のポジションを走る4台がタイヤ交換のためピットインをしたため、8位までポジションを上げた。

最初のスティントは中嶋の直前を走る伊沢、国本両選手との戦いとなった。しばらくは等間隔のまま様子見の展開が続くが、10周目に国本選手が伊沢選手をAコーナーでオーバーテイク。これに乗じて中嶋もポジションアップを狙いヘアピンコーナーでは伊沢選手のインに飛び込む。ここではわずかに立ち上がりが鈍ってしまったためオーバーテイクを成功させることは出来なかったが、続く第3セクターでもサイドバイサイドの争いを展開した。この周の終わりには伊沢選手がピットストップを行ったため、中嶋は7位に浮上。この後13周目にルーティーンのピットストップを行い1回目のタイヤ交換および給油をミスなく終えた。

第2スティントでは比較的単独での走行が多かったが、27周目には中嶋の一つ前のポジションを走る国本選手がトラブルによってストレートでスローダウン。ここで中嶋は一つポジションを上げた。

2回目のピットストップもミス無く終えた中嶋は、チームメイトである小暮選手の直後8位でコース上に復帰。初のポイント獲得が十分に狙える状況となった。背後からはピットでのトラブルにより後退していた山本選手が追い上げてきており、最後まで気の抜けない展開ではあったがミス無く走りきった中嶋は8位でチェッカーを受け、1ポイントを獲得した。


中嶋大祐コメント

まわりのトラブルやアクシデントに助けられたかたちではありますが、ポイント圏内でフィニッシュすることができてよかったです。特に、最後のスティントで小暮選手や山本選手に囲まれて走ったことはよい経験になりました。これまで少し小さくまとまってしまっている部分もありましたが、今回ポイントを獲得することができたので次戦以降思い切って走ることができると思います。ご声援よろしくお願いします。