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レースレポート

2011年フォーミュラ・ニッポン 第4戦 ツインリンクもてぎ

予選

日付:2011年8月6日(土)
天候:晴れのち雨

予選結果
Q1:11位/Q2:11位/Q3:-

またしても苦しい予選に

中嶋大祐コメント

予選ではコンディションに合わせることができず残念な結果に終わってしまいました。今日の走行で得たデータをもとに明日のレースではジャンプアップが狙えるように精一杯頑張ります。

決勝

日付:2011年8月7日(日)
天候:晴れのち曇り

決勝スターティンググリッド:11番手
決勝結果:9位
本ラウンド終了時のランキング:12位

ハイペースで追い上げ、ポイント獲得目前まで迫る

決勝概要

第4戦の舞台はツインリンクもてぎ。決勝のスタートが近付くにつれサーキット上空は雲に覆われていったが、依然として気温は非常に高くドライバーやマシンにとって厳しいコンディションのレースとなった。

中嶋は11番手グリッドからのスタート。良い動き出しで1コーナーまでに10位にポジションアップを果たす。さらなるポジションアップを狙いチームメイトである小暮選手の背後に付け様子を窺うが、ここで後続からの接触がありリアのコントロールを失ってしまう。グリップの回復に時間がかかりここでなんと最後尾までポジションを下げてしまう。この後他車のドライブスルーペナルティによってポジションを一つ上げた中嶋はさらに62号車の嵯峨選手を1コーナーでオーバーテイクし、15位までポジションを戻す。

トラフィックによるタイムロスを避けるため、チームは予定より早い7周目に中嶋をピットに呼び義務となっているタイヤ交換の1回目を行なった。クリアなスペースを得た中嶋は、速いペースで追い上げを開始。前を走る車とのタイム差をみるみる縮めていく。12周目にはバックストレートエンドの90度コーナーで国本選手をインからオーバーテイクし、ポジションをさらに一つ上げた。

この時点で中嶋の前を走るのは大嶋選手と小暮選手。最初はストレート1本分ほどあった差を毎ラップ縮めて行き、徐々に2台の背後に迫っていく。21周目には最終コーナーの手前で小暮選手が大嶋選手との接触によりスピンを喫し、リタイヤ。これによってまた一つポジションを上げた中嶋は、大嶋選手に狙いを定めさらにペースアップ。25周目には完全に背後に付けオーバーテイクのチャンスを窺うが、翌26周目にチームの指示によりピットイン。2回目のタイヤ交換と給油を行った。

全車が2回目のピットストップを終えた時点で中嶋のポジションは9位。8位までの選手に付与されるポイントを目指してプッシュを続けるが、誰よりも早いタイミングで2回目のタイヤ交換を行った中嶋はレース終盤のペースが伸びず、惜しくも9位でチェッカーを受けた。

中嶋大祐コメント

スタート自体はすごくよくて、1コーナーまでに順位を上げることはできたのですが、1コーナーで後続から接触されたためかリアのコントロールを失ってしまい最後尾まで落ちてしまいました。しかしレース中のペース自体は悪くなく、オーバーテイクをすることもできました。結果的には最後尾から9位までポジションを上げることができたので悪くはないレースだったと言えますが、1コーナーでのアクシデントがなければポイントを獲得できていたと思うので非常に悔しいです。次は予選からもう少し上で戦えるようにしっかり準備をして頑張ります。引き続きご声援を宜しくお願い致します。