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レースレポート

2012年フォーミュラ・ニッポン 第2戦 ツインリンクもてぎ

予選

日付:2012年5月12日(土)
天候:晴れ
気温:-

予選結果
Q1:10位/スペシャルステージ:12位

今シーズン初めてのスペシャルステージは12位

中嶋大祐コメント

まだトップとの差はありますが、予選1回目で上位と僅差の中で戦い手応えを感じることが出来ました。スペシャルステージでは路面コンディションの変化を読み切れずに、タイムアップをすることが出来ず残念でした。しかし、今回持ち込んだセッティングの方向性は間違っていないと思うので、落ち着いて煮詰めていけば結果は付いてくると思います。

決勝

日付:2012年5月13日(日)
天候:晴れ

決勝スターティンググリッド:12番手
決勝結果:10位
本ラウンド終了時のランキング:-

ポジションアップを果たすも、ポイント獲得には一歩及ばず

決勝概要

鈴鹿での開幕戦から約1ヶ月のインターバルを経て、迎えた第2戦の舞台は栃木県のツインリンクもてぎ。昨年の最終戦では豪雨の中ポイントを獲得しており、今回もその再現が期待された。

今シーズン初めてとなるスペシャルステージ方式(各ドライバーがそれぞれ1周のみタイムアタックを行なう方式)での予選を12番手で終えていた中嶋。チームメイトである小暮選手の真後ろから、まずはスタートでのポジションアップを狙う。迎えたスタートではシグナルの消灯とともに良い動き出しを見せたものの、その後わずかにホイールスピン。ポジションキープで1、2コーナーをクリアした。続く3コーナーでは前を走る車両に詰まり、わずかにラインを変えたところ背後に付けていた国本選手にパスされてしまう。この結果中嶋は13位でオープニングラップを終える。

4周目には前方でアクシデントがあり、中嶋は2つポジションを上げ11位に。さらに8周目には9位を走る平手選手がマシントラブルでスローダウンしたため労せず10位までポジションを上げた。

さらなるポジションアップを狙う中嶋であったが、レース序盤は思うようにラップタイムが上がらず、10周目を終えた時点では前を行く国本選手との差が3秒以上開いてしまう。しかしながら11周目を終えた頃からペースが上がり始め、前を走るグループとの差を1周毎に少しずつ確実に縮めて行った。20周目終了時点では国本選手との差を1.5秒ほどまで縮めていた中嶋は、27周目にルーティーンのピットストップを行なった。ピットクルーによるミスのない作業によりタイヤ交換および給油を終えると、レース序盤のアクシデントにより早めにピットストップを行ないハイペースで追い上げていたデュバル選手の前でレースに復帰することに成功。全車がピットストップを終えた33周目には元通り10位となる。

レース後半にかけて前を走るグループとの差をなんとか縮めようとプッシュを続ける中嶋であったが、一歩ラップタイムが及ばず、逆にジリジリと差を広げられてしまう。レース終盤には後ろを走るデュバル選手に一時背後まで迫られるシーンもあったが、こちらはなんとかしのぎ、10位のまま52周のレースを完走した。


中嶋大祐コメント

レース中のラップタイムが思ったほど伸びず、我慢の展開となってしまいました。しかし、ミスなく走り切って今後に繋がるレースが出来たと思います。まだ様々な面で足りていない部分が多いですが、まずは今シーズン初のポイント獲得を目指して、引き続きチーム一丸となって精一杯頑張っていきます。