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レースレポート

2012年フォーミュラ・ニッポン 第6戦 スポーツランドSUGO

予選

日付:2012年9月22日(土)
天候:晴れ
気温:-

予選結果
Q1:12位/Q2:12位/Q3:-

全力でプッシュするもQ3進出はならず

中嶋大祐コメント

フリー走行では良い感触があり予選に向けて期待を持っていたのですが、上手く行きませんでした。Q1を終えた段階でコンディションに合わせる調整を行いQ2ではだいぶ改善されたのですが、ドライビングも完璧ではなくQ3に進出することが出来ませんでした。 明日は天候が悪くなる可能性もありますが、チャンスを見つけてなんとかポイントを獲得したいです。

決勝

日付:2012年9月23日(日)
天候:雨

決勝スターティンググリッド:12番手
決勝結果:12位
本ラウンド終了時のランキング:-

途中トップを上回るペースを見せるも序盤の接触が響き12位に

決勝概要

第6戦の舞台は宮城県のスポーツランド菅生。ウェットコンディションの中、決勝に先立って行なわれたフリー走行でトップタイムを記録していた中嶋は12番手グリッドから挽回をすべく、決勝に向けてマシンの仕上がりに手応えをつかんでいた。

強さを増した雨の中、競技長の判断によってセーフティカーの先導下でスタートがきられることとなった。4周目まではセーフティカーによる先導が続き、5周目にセーフティカーがピットへと戻るが、このタイミングで中嶋の前方にいた2台のマシンが接触。次のラップまでに中嶋は2つポジションを上げた。ここからは前を走る国本選手の背後につけ、さらなるポジションアップの機会を伺う。9周目には馬の背コーナーのブレーキングで国本選手に並びかけるが、ここで国本選手の右リアタイヤと中嶋のフロントウィングが接触。中嶋はフロントウィングにダメージを負い、緊急ピットインを余儀なくされてしまう。

メカニックの素早い作業によりコースへの復帰を果たした中嶋ではあったがやはりタイムロスは大きく、集団から大きく離れた位置からの追い上げを強いられてしまう。しかし、ここからは一時ファステストラップを記録するなどトップグループと遜色の無いペースで前方集団との差を縮めていった。

中嶋は36周目に自己ベストとなる1分22秒875を記録すると、42周目には1つ上のポジションを走るマシンに追いついたタイミングで給油のみのピットインを行なった。レース終盤には最終コーナーで発生したアクシデントによりセーフティカーが導入されたが、中嶋は68周のレースを最後まで走りきり、12位までポジションを挽回したところでチェッカーを受けた。


中嶋大祐コメント

朝のフリー走行をトップタイムで終えて、ウェットコンディションでのマシンの仕上がりには自信を持っていました。決勝でもペースの速さを示すことは出来たのですが、前半の接触によってタイムロスがあり結果を残すことが出来ませんでした。接触した際は、前を走っていた車のペースが悪かったこともあり出来るだけ早く追い越しておきたいという状況でした。視界の悪い中なんとかチャンスを見つけてインに入ったのですが、ブロックされたこともありフロントウィングが当たってしまいました。
次戦までにはドライのセットアップも進化させ、なんとしてもポイントを獲得できるようにしたいです。