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レースレポート

JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP 2012

予選

日付:2012年11月17日(土)
天候:雨

予選結果:12位

雨のスペシャルステージ予選で苦戦

中嶋大祐コメント

今回の予選では菅生のウェットで調子が良かったセットアップをそのまま使用したのですが、思ったようなグリップを得られませんでした。さらに1コーナーではシフトミスもあり、タイムロスがありました。自分がアタックをした際は雨量も少なかったのでチャンスだったのですが、それを活かすことが出来ず残念です。スターティンググリッドの関係で明日はいつもと異なる展開になると思いますが、一つでもポジションを上げることが出来るように精一杯頑張ります。

決勝

日付:2012年11月18日(日)
天候:晴れ

スターティンググリッド:12番手
決勝結果:9位

次々とオーバーテイクを決め9位フィニッシュ

決勝概要

雨となった予選日から一転、清々しい天候の中で行なわれた富士スプリントカップ フォーミュラニッポン決勝。今回がフォーミュラニッポンという名称の下で行なわれる最後のレースとなる。

12番手グリッドからのスタートとなった中嶋は、若干ウェットパッチの残るイン側からの加速であったがポジションを落とすことなく1コーナーをクリアした。各所で激しいポジション争いが繰り広げられる中、オープニングラップはスタート順位と同じ12位で終えた。序盤の数周こそペースが上がらなかった中嶋であったが、5周目を終えた頃から徐々にペースアップし前を走るグループとの差を詰めていった。特にレース中盤にはトップグループと遜色のないタイムでラップを重ね、8周目の1コーナーで嵯峨選手をアウト側からオーバーテイク。さらに10周目には同じく1コーナーで佐藤選手を捕らえ、これで10位に浮上した。

佐藤選手をオーバーテイクした時点で9位を走る大嶋選手と中嶋の差は3秒ほどであったが、周回ごとに差を縮め17周目の最終セクションで大嶋選手の真後ろに付けた。最終コーナーの立ち上がりでさらに間隔を詰めた中嶋は、スリップストリームに入ると1コーナーでアウト側からのオーバーテイクに成功した。しかし大嶋選手も食い下がり、2台はAコーナーの立ち上がりから100Rにかけてサイドバイサイドでポジションを争った。ヘアピンでは大嶋選手が再びポジションを取り戻すが、中嶋は300RからBコーナーへのアプローチで有利なポジションを取ると、Bコーナーの立ち上がりで大嶋選手の前に出た。

さらなるポジションアップを狙いたい中嶋であったが、ちょうどこの頃マシンのエキゾーストパイプにトラブルが発生。タイムにも若干影響が出始め、19周目の1コーナーで山本選手にパスされてしまう。結局これ以上ポジションを上げることは叶わず、最終的には10位でチェッカーフラッグを受けた。


中嶋大祐コメント

フィニッシュした順位は満足のいくものではありませんが、何度もオーバーテイクすることが出来てレースを楽しめました。レースペースは良かったのですが、途中大嶋選手と競り合っている頃にエキゾーストパイプが破損してしまい、そこからは若干ペースが鈍ってしまいました。その直後に山本選手に抜かれてしまったのが悔しいですが、悪くない締めくくりが出来たと思います。一年間ご声援ありがとうございました。