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レースレポート

2013年 スーパーフォーミュラ 第1戦 鈴鹿サーキット

予選

日付:2013年4月13日(土)
天候:晴れ

予選結果
Q1:17番手/Q2:-/Q3:-

焦りがミスを呼び、不本意な結果に

中嶋大祐コメント

Q1でスピンをしてしまい、新品タイヤでタイムを記録することが出来ませんでした。十分に上位を狙える状況だったのですが、自分のミスで下位に沈んでしまいチームに対して申し訳なく思います。明日のレースは距離も長いので、挽回のチャンスはあると思っています。精一杯頑張って上位を狙います。


決勝

日付:2013年4月14日(日)
天候:晴れ

決勝結果:16位

数多くのオーバーテイクを決め、次戦以降につながる内容に

決勝概要

今シーズンからスーパーフォーミュラへと名称が変更された、国内最高峰のフォーミュラレース。幕開けの舞台となった鈴鹿サーキットには数多くの観客が集まった。

前日の予選Q1でスピンを喫しニュータイヤでのラップタイムを記録することが出来なかった中嶋は、17番手グリッドからの追い上げを誓った。レッドシグナルの消灯と同時に良いスタートを切ると、まずは1コーナーまでに安田選手と中山選手をパスし2つポジションを上げることに成功。さらにデグナーでロシター選手をパスし、オープニングラップを14位で終えた。

中嶋は全ドライバーの中で唯一となる2ストップ作戦を選択しており、レース序盤に燃料搭載量の少なさを活かしてハイペースな追い上げを見せる。7周目には、武藤選手をシケインの進入でオーバーテイク。さらにジャンプスタートによるペナルティを科された選手がいたこともあり、8周目には12位までポジションアップすることに成功した。続いて中嶋の前に現れたのは塚越選手。ペースに勝る中嶋は、1コーナーの進入でアウトから同選手をオーバーテイクすることに成功しさらに1つポジションを上げた。

迎えた17周目、中嶋は1度目のピットストップを行なう。チームの素早いピット作業によって再びコース上に送り出されると、クリアなスペースでトップグループと遜色のない自己ベストタイムを記録しながら周回を重ねていった。1ストップ作戦を選択したライバルに対して、この第2スティントまでにいかにタイムを稼ぐことが出来るかどうかがカギとなる。

レースも終盤に差し掛かろうかという32周目、中嶋は2度目の給油およびタイヤ交換を行なうためにピットへと戻った。ここでは残りの周回数を考え1度目のピットストップよりも長めの給油を行なった。ここで上位グループでの隊列復帰を果たしたいところであったが、序盤に集団の中でロスしてしまったタイムがあまりにも大きかったため目論見通りにはいかなかった。一時は11位までポジションを上げた中嶋だったが、2度目のピットストップを終えた段階では16位までドロップ。最後のスティントは終始単独での走行となり、16位のまま51周のレースを終えた。


中嶋大祐コメント

他車と異なる燃料搭載量で走ることが出来る2ストップ作戦でポジションアップを狙いましたが、思うようにいきませんでした。今週末、Q1での自分のミスから歯車が狂ってしまいました。決勝中も満足のいくバランスで走ることは出来なかったので、次のレースまでに今回のデータを整理し、万全の状態で臨めるようにしたいと思います。