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レースレポート

2013年 スーパーフォーミュラ 第3戦 富士スピードウェイ

予選

日付:2013年7月13日(土)
天候:晴れ

予選結果
Q1:8番手/Q2:6番手/Q3:8番手 

今季初のQ3進出を果たし、8番手グリッドを獲得

中嶋大祐コメント

オートポリスでのレースが終わった後、チームが一生懸命マシンの問題点を洗い出してくれました。その成果が出て、今回は走り出しから比較的良いバランスで走ることが出来ました。Q1とQ2はバランスがとても良く、Q3ではもう少し上位を狙えると思っていたのですが、Q3では若干タイムロスがあり、残念ながら8位に終わりました。データを確認したところ、風向きの変化に影響を受けてしまったようです。
明日も精一杯頑張って、まずはポイントを獲得出来るようにしたいと思います。


決勝

日付:2013年7月14日(日)
天候:曇り時々晴れ

決勝結果:10位

惜しくもポイント獲得ならず、10位完走

決勝概要

スーパーフォーミュラ第3戦の舞台は富士スピードウェイ。今季初のQ3進出を果たした中嶋は、厳しい暑さの中8番手グリッドから決勝のスタートを待った。

スタートではまずまずの動き出しを見せ、8位のポジションをキープして1コーナーへとアプローチした中嶋であったが、ここで前の車両に詰まり失速したところをアウト側から松田選手にパスされてしまう。さらにヘアピンでも伊沢選手に対してポジションを明け渡すなど、中嶋にとって苦しい立ち上がりとなった。この直後、スタート時に1コーナーで発生したクラッシュを処理するためにセーフティカーが導入された。セーフティカーランの最中にピットへと向かう車両もあり、ここで中嶋は9位にポジションアップ。

クラッシュ車両の処理が終了した翌周、5周目にレースは再開された。再開直後には、上位を走行していたオリベイラ選手がスタート時にフライングをしたという裁定を受け、ドライブスルーペナルティを受けた。これによって中嶋は再びポイント圏内である8位へと浮上した。

序盤はマシンのバランスが思わしくなく、前方の集団からジリジリと離されていた中嶋であったが、レースが中盤に差し掛かってきた頃には徐々にペースアップ。7位を走る伊沢選手に少しずつ接近していった。

前半のスティントを長めにする作戦を取っていた中嶋は、前を走る伊沢選手がピットインを終えた後、32周目にルーティーンのピットストップを行なった。ここでチームはピットストップの時間を短縮するために片側2輪のみを交換。これにより伊沢選手の前でコースに復帰することを狙ったが、惜しくも逆転はならず。この後、片側2輪のみの交換が仇となりグリップバランスの変化に苦しむことになってしまう。

44周目には後方から速いペースで迫ってきたオリベイラ選手が1コーナーで中嶋をオーバーテイク。この際にコース上の汚れた部分に足下をすくわれた中嶋はスピンを喫し、さらにポジションを1つ落としてしまう。

その後懸命にポジションの挽回を狙った中嶋であったが、結果的に第2スティントでは最後までグリップバランスの変化に悩まされることとなり、最後は単独10位でのフィニッシュとなった。


中嶋大祐コメント

難しいレースでした。セットアップはだいぶまとまってきたのですが、あと少し煮詰める必要があると思います。ピットストップ時間を縮めるために、片側2輪交換を選びましたが、結果的には裏目に出てしまいました。ドライビングの面でも、まだ改善できる部分はありそうです。ポイントが取れそうで取れないレースが続いていますが、今後とも精一杯頑張ってポイント獲得を目指します。