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レースレポート

2013年 スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ

予選

日付:2013年8月3日(土)
天候:曇り

予選結果
Q1:16番手/スペシャルステージ:-

不運なトラブルに泣き、下位に沈む

中嶋大祐コメント

フリー走行ではスペシャルステージへの進出を狙えるだけの手応えがあったのですが、残念ながらQ1の最中にサスペンションアームが緩んでしまい、力を発揮できずに終わってしまいました。明日は気持ちを切り替えて精一杯追い上げをします。


決勝

日付:2013年8月4日(日)
天候:晴れ時々雨

決勝結果:10位

不安定な天候の中、大幅にポジションアップ

決勝概要

スーパーフォーミュラは早くも折り返しを迎え、第4戦の舞台であるツインリンクもてぎへとやってきた。例年、猛烈な暑さに見舞われることが多い夏のもてぎラウンドであるが、今シーズンは不安定な天候に見舞われ、比較的暑さが和らいだ中でのレースとなった。

決勝直前に降った雨の影響で、一部路面がウェットコンディションとなっている中で迎えたスタート。中嶋はグリッド上でストールした車両を尻目に良い動き出しを見せると、まずは1コーナーで安田選手をアウトからパス。さらに3コーナーの立ち上がりで小林選手を追い抜き、オープニングラップ前半で早くもポジションを3つ上げた。

さらなるポジションアップを狙っていた中嶋は、前を走るグループが90度コーナーの進入で足下をすくわれたのに乗じて10位まで浮上。さらに最終コーナーの手前で1台がコースオフしたこともあり、オープニングラップを7ポジションアップの9位で終えた。

レース序盤、中嶋は前のグループよりも速いペースで周回を重ね、8位を走る山本選手に対するギャップを縮めていった。山本選手に対するギャップが1秒を切ろうかという15周目、チームは早めのピットストップを行なうことを決断。これは前方のグループに追い付くことによるタイムロスを抑えるためであった。しかし目論見通りとは行かず、中嶋は逆に、自身の直後にピットストップを行なった塚越選手に9位のポジションを奪われてしまう。アウトラップでタイヤの冷えている中、必死でブロックをする塚越選手に対し、中嶋は5コーナーでアウトから並びかけるものの、わずかに接触がありコース上の汚れた部分まで追いやられてしまう。その後はしばらく、重い燃料と前を走る車両の影響によるブレーキのオーバーヒートに悩まされ、ペースの上がらない苦しい展開となった。

中盤以降は、燃料が軽くなってきたことによりブレーキのオーバーヒートが解消し、一時はメインストレート1本分ほどあった塚越選手との差はレース終盤には1秒ほどまで縮まった。しかし追い抜きを仕掛けるまでには至らず、中嶋は前戦と同じく10位でレースを終えた。


中嶋大祐コメント

スタート直後、まだ路面が濡れている時に9位までポジションを上げることが出来ました。ポイント獲得を狙って早めにピットストップを行なったのですが、ピットアウトしてから5周ほどのラップタイムが思うように上がらず裏目に出てしまいました。10位という順位には満足出来ませんが、レース終盤のペースは良かったですし、収穫もたくさんあるレースでした。今回得たデータを活かし、次戦はポイント獲得を目指します。