DAISUKE NAKAJIMA　中嶋大祐オフィシャルウェブサイト

2013年 スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット

初のフロントロー獲得

第1レースで初の表彰台登壇

決勝概要

スーパーフォーミュラのシリーズ戦としては今シーズン最終戦となる、第7戦は三重県の鈴鹿サーキットで開催された。例年通り、最終戦では2レース制という特殊なフォーマットが組まれる中、中嶋は第1レースで自身最上位となる2番手グリッドを獲得。表彰台への登壇が期待された。

レース1は、完全なウェットコンディションの中で行なわれた。迎えたスタートでは、中嶋は悪くない動き出しを見せたものの、わずかにホイールスピンが多く、チームメイトである小暮選手の先行を許してしまう。中嶋は3位でオープニングラップを終えるが、続く2周目には小暮選手がマシントラブルにより後退し、2位に再浮上した。

その後はウォータースクリーンにより視界の悪い中、安定したラップを刻み3位を走るオリベイラ選手とのギャップをコントロール。2位のまま20周を走り切り、念願の表彰台登壇を果たした。

午後に行なわれたレース2は、ハーフウェットという難しいコンディションの中で行なわれた。中嶋をはじめ、多くの選手はウェットタイヤを装着しスタートの時を待った。レース1に続き上位入賞を目指す中嶋であったが、このレースではスタート直後からグリップ不足に苦しみ、オープニングラップを終えたところで早くも9位までポジションを落としてしまう。続く2周目にはタイヤ交換のためにピットへと戻るが、この周にもポジションを落とした中嶋は、ドライタイヤへと交換しレースに復帰した時には12位となっていた。

ここからは、11位を走る佐藤選手の背後に付けて周回を重ねていった。ペースに勝る中嶋は何度もオーバーテイクのチャンスを伺うが、雨上がりのためレコードライン以外はまだ濡れており、思うようにポジションを上げることは出来なかった。結局、終盤に上位の選手が脱落したことで1つポジションを上げた以外には順位の変動は無く、レース2は11位でチェッカーを受けた。