日付:2013年6月15日(土)
天候:曇り
予選結果
Q1:13番手/Q2:-
日付:2013年6月16日(日)
天候:曇り
決勝結果:12位
決勝概要
スーパーGT第3戦の舞台はマレーシアのセパンサーキット。東南アジア特有の蒸し暑い気候に見舞われ、同サーキットでは毎年マシン、ドライバーの両方に対して厳しい戦いが繰り広げられている。
32号車のスタートドライバーは道上選手。前日の予選結果に基づき、13番手からのスタートとなった。道上選手は良いスタートを切ったのち、最初の数ラップは前を走るライバルに対してプレッシャーをかけていった。しかし、しばらくするとタイヤ内圧の上昇によりペースが上がらなくなり、前方グループからは離れた位置での単独走行となった。
途中上位を走る車両が接触により後退したため、道上選手は12位に浮上すると23周目のピットインまで安定したペースでラップを重ねた。
23周目に道上選手からバトンを受け取った中嶋は、一つでもポジションを上げるべく懸命にプッシュしてラップを重ねていった。朝のフリー走行で比較的良いタイムを記録していたこともあり、ロングランのペースには自信を持っていた中嶋であったが、決勝ではグリップバランスが一変しており、なかなかペースを上げることが出来ずに苦しんだ。
結局第2スティントは終始単独での走行となり、中嶋は12位のまま54周のレースを終えた。
中嶋大祐コメント
「朝のフリー走行で良い手応えを感じていたのですが、決勝では前後のグリップバランスが一変してしまい想定したペースで走ることが出来ませんでした。今回は走り出しから以前よりも調子が良かったので、ポイントを獲得出来ず残念に思っています。ただ、開発の方向性が正しいことは間違いないと思うので、引き続きチーム全体で協力して良い結果を目指していきたいと思います。」
中嶋大祐コメント
「結果を見ると13番手と満足できるような位置ではありませんが、Q2進出まであとコンマ4秒と、これまでの予選と比較すると上位とのタイム差は着実に縮まっており、タイヤの開発も含めチーム全体で正しい方向に進んでいると思います。明日はポイントを獲得できるように精一杯頑張りたいと思います。」