DAISUKE NAKAJIMA　中嶋大祐オフィシャルウェブサイト

中嶋大祐コメント

今回の予選では決勝でのパフォーマンスを度外視したタイヤを選ぶことが出来たので、テストも兼ねたタイヤ選択をしました。しかし思うようなタイムを記録することが出来ず、下位に沈んでしまいました。決勝は今後に繋がる収穫を一つでも得て終えることが出来るようにしたいと考えています。

決勝概要

Epson HSV-010で戦う最後のレースとなる富士スプリントカップ。このレースは公式戦とは異なりドライバー交代はなく、1人のドライバーが最初から最後まで走り切る。中嶋は土曜日に行なわれた第1レースを担当した。

富士スプリントカップでは、GTレースとしては珍しくスタンディングスタートと呼ばれるスタート方式が採用されている。この慣れないスタートで、中嶋はエンジンをストールさせてしまう。しかし幸いにも最小限のタイムロスでエンジンの再始動に成功し、すぐに前のグループへと追い付いた。プリウスコーナーでは24号車D'station ADVAN GT-Rをパスし、オープニングラップを14位で終える。

続いて2周目にはヘアピンコーナーで39号車DENSO KOBELCO SC430と接触しながらもポジションを上げ、レース序盤で早くも13位まで浮上した。

その後は8号車ARTA HSV-010や1号車REITO MOLA GT-Rといったライバルを攻略し、ポジションを上げて行った。中嶋はさらなるポジションアップを狙うが、レース中盤を過ぎたところからタイヤの摩耗によるグリップダウンに悩まされるようになってしまう。

タイヤを労りながら走行を続けたものの、摩耗は当初の予定よりも大幅に進み、チェッカー目前の18周目には想定外のピットストップを余儀なくされてしまう。リアタイヤを交換しレースへと復帰するも上位とは大きく離れ、最終的には12位で22周のレースを終えた。

中嶋大祐コメント

スタートは失敗してしまったものの、オープニングラップで1つポジションを上げることが出来ました。その後も8号車や1号車といったライバルを抜くことが出来、レースを楽しめました。途中までは悪くないペースで周回を重ねていただけに、レース終盤にタイヤ交換を行わなければならなかったのが残念です。