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レースレポート

2014年 スーパーフォーミュラ 第2戦 富士スピードウェイ

予選

日付:2014年5月17日(土)
天候:晴れ

予選結果
Q1:12番手/Q2:14番手/Q3:-

金曜日の遅れを取り戻しQ2進出

中嶋大祐コメント

昨日火災に見舞われた影響もあり、朝のフリー走行では納得のいくタイムを記録できませんでした。予選Q1でも最初のアタックラップではセットアップに問題があり、とても乗りづらかったのですが、2回目のアタック直前に変更したセットアップが功を奏し、何とかQ2に進出することが出来ました。Q2では一か八かで思い切ってプッシュしましたが、プリウスコーナーで限界を超えてスピンをしてしまいました。
Q2のスピンに関しては残念ですが、今週末の流れから考えると現状自分に出来る精一杯を出せたと思うので、後悔はありません。明日のレースも精一杯頑張ります。


決勝

日付:2014年5月18日(日)
天候:晴れ

決勝結果:レース1:9位 レース2:14位

レース1では今季初のシングルフィニッシュ

決勝概要

スーパーフォーミュラ第2戦の舞台は富士スピードウェイ。2レース制となる今大会は好天に恵まれ、富士山がその雄大な姿を見せた。

金曜日にはマシントラブルに見舞われるなど、決して準備万端とは言えない状況の中、Q1では12番手のタイムを記録し見事Q2へ進出。決勝での更なる追い上げを期待させた。

レース1は予選Q1の結果に基づいてスターティンググリッドが決められるため、中嶋は12番手グリッドからのスタートとなった。(塚越選手がトラブルのため出走しなかったため実質11番手からのスタート)中嶋はスタート合図と同時に素早い加速に成功すると、1コーナーまでに山本選手の前に出ることに成功する。さらに13コーナーでは石浦選手と平川選手が接触によりコースアウトしたため、中嶋はオープニングラップを終えた時点でポイント圏内の8位までジャンプアップした。しかしこの直後、1コーナーでリウッツィ選手にオーバーテイクを許し、9位となる。

9位となった中嶋はリウッツィ選手から離されることなく周回を重ねて行くが、あと一歩間合いを詰めることが出来ない。最終コーナーからの立ち上がり加速に勝るリウッツィ選手に対して、結局最後までオーバーテイクのチャンスを見出すことが出来ず、ポイント獲得まであと一歩の9位でチェッカーフラッグを受けた。

午後に行なわれたレース2は、予選の総合結果に基づいて14番手グリッドからのスタートとなった。このレースは35周の周回数が設定され、各車1度ずつのタイヤ交換が義務付けられている。

このレースでも悪くないスタートを切ったものの、ストレートスピードが思うように伸びないトラブルに見舞われた中嶋は、オープニングラップで他車の先行を許してしまう。

ピットストップ中のエンジンストールによってポジションを落としたドライバーが何名かいる中、ミスを犯さずに周回を重ねた中嶋は一時12位までポジションを上げるが、レース終盤には石浦選手と嵯峨選手に相次いで抜かれてしまう。最後まで不調を解消することが出来なかった中嶋は、スターティンググリッドと同じ14位でレースを終えた。

中嶋大祐コメント

レース1では良いスタートを切って、1周目で8位まで順位を上げることが出来ました。2周目の1コーナーではリウッツィ選手に抜かれてしまったのですが、レース前半のペースは僕の方が良かったので、レース終盤には仕掛けることが出来るはずだと考えていました。しかし終盤には逆に自分のリアタイヤがきつくなってきてしまい、結局最後まで順位を上げることが出来ませんでした。ポイント獲得まであと少しだったので、悔しいです。レース2は次々とポジションを落とす展開となり、とても苦しいレースになりました。ペースが上がらなかった原因を早く突き止め、次回までに改善できるようにチームと協力していきたいです。ご声援ありがとうございました。