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レースレポート

2014年 スーパーフォーミュラ 第5戦 オートポリス

予選

日付:2014年9月13日(土)
天候:晴れ

予選結果
Q1:11位/Q2:13位/Q3:―

Q2進出を果たすも、13位に終わる

中嶋大祐コメント

まだまだトップとの差は大きく、難しい状況です。さらに予選では予想外のトラブルも起きてしまい、納得のいくタイムを出すことが出来ませんでした。現在チームが原因の究明を進めてくれていますので、明日は今日よりも良い状態で戦えることを期待しています。前戦も決勝のペースは良かったので、決勝で挽回できるように頑張ります。ご声援宜しくお願いします。


決勝

日付:2014年9月14日(日)
天候:晴れ

決勝スターティンググリッド:13番手
決勝結果:12位

アクシデントで後退し、我慢のレースに

決勝概要

スーパーフォーミュラ第5戦の舞台はオートポリス。マシンの構造上このサーキットではレース中の給油を行なうことが出来ないため、通常よりも短い220kmの距離でノーピットの戦いが繰り広げられることとなった。

レース中にピットストップを行なわないこのレースでは、スタートでのポジションアップが非常に重要となることが予想された。中嶋は目論見通り13番手グリッドから鋭いスタートを切ると一気に11番手グリッドの小暮選手の斜め前に出て、さらに12番手グリッドの武藤選手に並ぶ形で加速していった。しかしその次の瞬間、左から迫ってきた武藤選手との接触を避ける形で右に寄った中嶋の右リアタイヤと小暮選手の左フロントタイヤが接触。両者はバランスを崩し、中嶋はその時点での最後尾までドロップ。小暮選手はトーロッドを破損しコースアウトしてしまう。

中嶋はオープニングラップ以降、嵯峨選手を先頭とする15位グループの中で周回を重ねていった。ペース的には中嶋に分がある状況だったが、オーバーテイクのチャンスを見出すことが出来ないままこう着状態となる。ノーピットというレースフォーマット、そしてコースレイアウトの影響からレース全体を見渡してもオーバーテイクがほとんど見られないレース展開となり、中嶋も我慢のレースを強いられた。

途中コースオフする車両があり14位までポジション上げていた中嶋は、コースオフを喫しポジションを落としていた中山友貴選手の背後に付けてオーバーテイクのチャンスを伺った。すると41周目に1コーナーで中山選手をオーバーテイクすることに成功。さらに時を同じくしてカーティケヤン選手がリタイヤをしたため12位まで浮上した。

中山選手との競り合いの影響で前方集団との差が開き、中嶋はようやくクリアなスペースを得てプッシュを開始。上位グループと遜色のないタイムを記録しながら最後の5周を走り切り、12位でチェッカーフラッグを受けた。

中嶋大祐コメント

今回は普段と異なりピットストップのないレースだったため、スタートがいつも以上に重要でした。狙い通り良いスタートを切ったのですが、前方グリッドの2台に挟まれる形で接触してしまいほぼ最後尾までポジションを落としてしまいました。そこからはなかなか自分のペースで走れず、とても厳しいレースになりました。終盤にようやく1台をパス出来ましたが、それが精一杯でした。不本意な内容でしたが、収穫もあったので次戦はポイントを獲得出来るように精一杯頑張ります