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レースレポート

2014年 スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット

予選

日付:2014年11月8日(土)
天候:晴れ

予選結果
Q1:17位/Q2:-位/Q3:-

懸命のアタックを見せるも無念のQ1落ち

中嶋大祐コメント

この最終戦では何としても良い結果を残したいと思っていたので、この予選の結果は非常に残念です。Q1の最後では残り時間の関係でアタックラップが1周少なくなってしまったため、もう少しタイムアップできる余地はあったと思いますが、どちらにしてもQ2進出は難しい状況だったと思います。明日は天気も不安定になりそうですので、最後まで諦めずに走ってポジションを上げたいです。


決勝

日付:2014年11月9日(日)
天候:雨

決勝スターティンググリッド レース1:16番手 レース2:17番手
決勝結果 レース1:9位 レース2:15位

惜しくもポイント獲得ならず

決勝概要

2014年のスーパーフォーミュラもついに締めくくりを迎えた。2レース制となる最終戦の舞台は鈴鹿サーキット。今シーズン、これまで思うような成績を残すことが出来ていない中嶋は決勝での戦いを有利にすべく上位グリッドを確保したいところであったが、予選では無念のQ1落ち。決勝での巻き返しを誓った。

決勝日はあいにくの天候に見舞われ、レース1、レース2共にウェットコンディションのレースとなった。

エンジン交換によるグリッドダウンペナルティを受けた選手がいた影響で、中嶋はレース1を16番手グリッドからスタート。レッドシグナルが消えると共に抜群のスタートダッシュを決めるとポジションを一気に5つ上げ、11位でオープニングラップを終えた。その後4周目には山本選手とリウッツィ選手から立て続けにポジションを奪われてしまうが、その直後にフライングによるペナルティやミスによって後退するライバルがあり、再び11位まで浮上した。

10周目には中嶋のチームメイトである小暮選手が130Rでコースアウトしてクラッシュ。このアクシデントによりセーフティカーが導入された。クラッシュ車両の撤去が終わった後、レースは14周目に再開された。強さを増した雨によって視界が奪われる中、中嶋は果敢に攻め14周目の130Rでリウッツィ選手を、続く15周目には再び130Rでカーティケヤン選手を攻略し9位までポジションを上げた。

ポイント獲得まであと一歩の中嶋は8位を走る塚越選手を最後まで攻め立てたが、惜しくも攻略はならず。9位でレース1を終えた。

レース2もレース1と同じくウェットコンディションで行なわれた。17番手グリッドからスタートした中嶋は若干のホイールスピンがあったものの1コーナーまでに中山友貴選手と小暮選手を攻略し、15位までポジションを上げた。しかしこの直後にヘアピンでリウッツィ選手にオーバーテイクを許してしまい16位となる。

16位でオープニングラップを終えた中嶋は懸命にプッシュして周回を重ねて行った。なかなかペースが上がらず苦しい状況ではあったが、28周のレースが折り返しを過ぎる頃には前を走る塚越選手がミスを犯した隙をついてポジションアップに成功。15位となった。さらに14位を走る伊沢選手の直後につけ、さらなるポジションアップのチャンスを窺った。

グリップ不足に苦しむ伊沢選手に対してペース的に優位に立っていた中嶋はレース終盤にかけてオーバーテイクを決めるべくタイミングを図っていたが、19周目にシケインの立ち上がりでギアボックスに不調が発生し、逆に塚越選手からポジションを奪われてしまう。最後まで攻めの走りを見せた中嶋ではあったが、結局これ以上のポジションアップは叶わず、16位で今シーズン最後のレースを終えた。

中嶋大祐コメント

レース1では良いスタートを切ることができ、最終的には9位まで上がることが出来ました。16番手グリッドからのスタートだったことを考えると、悪くない内容だったと思います。レース1での感触から、レース2に向けてマシンのセットアップを変更したのですが、思うように改善出来ませんでした。良い形で一年を締めくくることが出来ず、非常に残念です。