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レースレポート

2015年 スーパーフォーミュラ 第1戦 鈴鹿サーキット

予選

日付:2015年4月18日(土)
天候:晴れ

予選結果
Q1:14番手/Q2:14位/Q3:-

ベストを尽くすもQ3進出はならず

中嶋大祐コメント

テストの時と比べるとコンディションが大きく変わっており、その対応に追われてしまいました。エンジニアの頑張りで予選にかけてマシンはかなり良くなりましたが、さらに改善する必要があります。明日は下位グリッドからになってしまいますが、一つでも上のポジションでフィニッシュできるように精一杯頑張ります。


決勝

日付:2015年4月19日(日)
天候:雨のち曇り

決勝結果:6位

最後まで粘り強く戦い、6位フィニッシュ

決勝概要

ついに開幕した2015年のスーパーフォーミュラ。例年通り鈴鹿サーキットが開幕戦の舞台となった。好調だった合同テストから一転して予選では苦戦を強いられた中嶋は、決勝での挽回を誓った。

シグナルが変わると同時に14番手グリッドから見事なスタートを切った中嶋は、1コーナーまでに一気に5つポジションを上げ9位まで浮上した。しかしスプーンコーナーでチームメイトのバゲット選手にポジションを奪われ、10位でオープニングラップを終えた。

レース序盤は思うようにペースを上げることが出来ず、中嶋にとって防戦一方の展開となった。小暮選手と伊沢選手から相次いでオーバーテイクされると、一時は12位までポジションを落としてしまう。途中小暮選手がマシントラブルによってリタイヤしたため、中嶋は11位となって周回を重ねていった。

当初は我慢の展開を強いられていた中嶋であったが、レースが折り返しを迎える頃になると形勢が逆転。ライバルがタイヤの磨耗に苦しみ始める中、次々に自己ベストを塗り替える走りを披露した。ライバルの大半がピットストップの際にタイヤ交換を行う中、中嶋は給油のみ行ってピットストップ時間の短縮を狙った。この結果、全車がピットストップを終えた時点で見事8位まで浮上することに成功した。

レース終盤はタイヤの磨耗が進むことが心配されたが、中嶋はタイヤを労わりながら最後まで安定したペースで周回を重ねていった。そのまま8位でフィニッシュかと思われていた最終ラップ、レースは予期せぬ展開となる。上位を走っていた2台のマシンがトラブルを起こし、リタイヤとなったのだ。これにより中嶋は労せず6位までジャンプアップ。第2戦以降のレースに向けて、幸先の良いスタートを切った。

中嶋大祐コメント

スタート直後はペースが上がらず何台かに抜かれてしまいましたが、最終的には6位まで上がることが出来ました。今週末は出だしが良くありませんでしたが、結果的にポイントを獲得することが出来て良かったです。タイヤ無交換の作戦も成功だったと思います。ひとまず今回の結果に対しては嬉しく思っていますが、予選でのペースはまだまだ悪いので、第2戦までにもっと良くしなければなりません。