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レースレポート

2015年 スーパーフォーミュラ 第2戦 岡山国際サーキット

予選

日付:2015年5月23日(土)
天候:晴れ

予選結果
Q1:18番手/Q2:-/Q3:-

競争力を欠き無念のQ1落ち

中嶋大祐コメント

ベストを尽くしましたが、下位に終わり残念です。Q1の最後、時間が足りずアタックラップが1周減ってしまったことにも影響を受けてしまいましたが、まだまだ全体的なグリップが十分でないことが一番の問題です。明日までに出来る限り修正をして、少しでも上の順位でレースを終えることが出来るように精一杯頑張ります。


決勝

日付:2015年5月24日(日)
天候:晴れ

決勝結果:12位

タイヤ無交換で奮闘も、ポイント獲得はならず

決勝概要

スーパーフォーミュラ第2戦の舞台は7年ぶりのカレンダー入りとなった岡山国際サーキット。テクニカルで比較的狭いレイアウトを有するこのサーキットで、SF14がどのようなレースを見せるか注目された。

開幕戦に続き予選で苦しんだ中嶋は18番手グリッドからのスタート。良い動き出しを見せると、一気に3台をパスして1コーナーへと飛び込んでいった。残念ながら1コーナーでは前のマシンに蓋をされる形となり1つポジションを落としてしまうが、幸いすぐ真横で発生したクラッシュに巻き込まれることはなく、オープニングラップを16位で終えた。

その後しばらく中嶋はチームメイトであるバゲット選手を先頭とする12位グループに加わり周回を重ねていった。レース序盤、全体的にラップタイムが上がらない中で中嶋は前を走る伊沢選手よりもペース的に優位に立っていたが、なかなかオーバーテイクのチャンスを見出すことができずにいた。

15周目にそれまで14位を走っていたカルダレッリ選手がピット作業を行ったのを皮切りに、中嶋とポジションを争うライバルは1台、また1台とピットへと入っていった。そんな中、中嶋は唯一41周目までピット作業を引っ張りタイヤ無交換作戦を敢行、開幕戦の再現を狙った。

しかしながら、ピットを出た時の中嶋のポジションは11位。第1スティントで中嶋の目前を走っていたカルダレッリ選手や伊沢選手がポイント圏内へ浮上するのに成功したのとは対照的に、思うようにポジションを上げることはできなかった。それでもチームメイトのバゲット選手の前に出ることに成功していた中嶋は、マシンを懸命にコントロールしてポジションアップを狙った。

レースが終盤に差し掛かると、タイヤ無交換の作戦をとった中嶋はマシンのグリップダウンに悩まされるようになる。中嶋の背後を走るバゲット選手はピットでタイヤを交換しており、ペースの差は明らかだった。56周目にはオーバーテイクを許し、中嶋は12位へとポジションダウン。最後まで諦めずにプッシュした中嶋だったが、これ以降のポジション変動はなく、悔しい12位でレースを終えた。

中嶋大祐コメント

精一杯プッシュしましたが、目標としていたポイント獲得を達成できず残念です。開幕戦と同じくピットのタイミングを遅らせてタイヤは交換しない作戦でポイント圏内へのジャンプアップを狙いましたが、ピットアウトの際に燃料が途切れるトラブルがあった影響でポイント圏内を争っていたグループに先を越されてしまいました。やはりまだ課題は予選の一発タイムの遅さにあるので、次戦また新たなことを試して改善出来るように準備をしなければなりません。