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Top > RACE > レースレポート > 2015年 スーパーフォーミュラ 第6戦 スポーツランドSUGO

レースレポート

QF: 11th RACE: 12th レース終盤にペースを落としポジションダウン

DAISUKE'S REVIEW

 予選は11位と、またしても目標としていたQ3進出は達成できず悔しい気持ちがありますが、今回もフリー走行から予選までの短い間にマシンのパフォーマンスを最大限高めてくれたエンジニアには感謝しています。現在のベースセットアップで菅生を走らせた経験がなかったこともあり、フリー走行の開始時点ではサーキットへの合わせ込みが不十分で上位とは秒単位のタイム差がありました。それを考えると、Q2でトップから0.7秒差まで迫ることができたのは嬉しい驚きともいえました。欲をいえば、走行開始の時点から予選と同程度の条件を揃えることができればさらに上位が見えてくるのですが、そのためにはまだ時間をかけてやらなければならないことがたくさんあります。

 決勝は、ここ最近の数戦とは様相が異なり、レース中盤以降にペースを上げることができず苦しい展開になりました。レース後にマシンを確認したところ左リアのタイヤが完全に磨耗していたのですが、これは決勝に向けて新たにトライしたセットアップがタイヤへの攻撃性を高めてしまったためであると考えられています。

 今回の決勝に限って言えばこのセットアップは正解ではなかったかもしれませんが、これまで何をやってもタイヤに優しすぎた(?)マシンに変化が起きたことは確かです。予選用のセットアップを考える上ではかなり有益な知識が得られたと思うので、次戦の鈴鹿ではこの知識を活かして集大成と呼べるような結果を出したいです。


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