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Top > RACE > レースレポート > 2015年 スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット

レースレポート

QF: 19th(エンジン交換によりグリッド降格のペナルティ)/18th RACE: DNF/10th 果敢に攻め、下位からの追い上げを披露

DAISUKE'S REVIEW

 予選ではQ1のアタック中にエンジントラブルが発生して不本意な結果に終わってしまいました。今回の予選を今シーズンの集大成とする気持ちで準備を進めていましたし、実際にマシンの仕上がり的にもQ3進出を狙える状況だったので、それを結果という形に残すことができなくて非常に残念でした。
 今回は2レース制のため、Q1の結果がレース1のスターティンググリッドとなり、Q3の結果がレース2のスターティンググリッドとなります。Q3に進出できなかった場合はそれぞれQ1とQ2の結果がそのままレース2のスターティンググリッドになりますので、Q1で敗退した僕はその時点で両方のレースを下位からスタートすることが決まり、ポイント獲得を目指していた僕にとっては非常に苦しい状況になりました。
 決勝日は朝から雨となり、2レースともウェットコンディションになりました。レース1では10周目までにポジションを3つ上げ、11周目の1コーナーでさらにポジションを上げようとカルダレッリ選手のインに飛び込んだのですが、行き場を失って接触してしまいました。ここでリタイヤとなってしまいましたが、お互いマシンに大きなダメージがなかったことは不幸中の幸いでした。
 レース2は、特にレース序盤のペースが非常によく、次々にポジションを上げてレースを楽しむことができました。ただ、序盤でのプッシュが祟ったのか、割と早い段階でリアタイヤがダメージを負ってしまい、中盤以降は苦しい展開になりました。途中後方から追い上げてきた小林選手に対してはあまりにもペースが違いすぎてポジションを守ることができず残念でしたが、苦しい中でも26周目のシケインでは塚越選手をオーバーテイクすることができたことは自信につながりました。最終的には8ポジションアップの10位で今シーズン最後のレースを終えました。
 ポイント獲得に届かなかったことは残念でしたが、最低限、オーバーテイクの多いレースで今シーズンの締めくくりができたことは良かったと思っています。一年間ご声援をいただきありがとうございました。


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