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Top > RACE > レースレポート > 2015年 SUPER GT 第6戦 SUGO GT 300km RACE

レースレポート

QF: 3rd RACE: DNF 予選3番手グリッド獲得も、無念のリタイヤ

DAISUKE'S REVIEW

 前回の鈴鹿に続き、予選では3番手グリッドを獲得することができました。一見すると全て順調に思えたかもしれませんが、実は公式練習ではマシンのバランスが良くなく、さらにトラブルが出た影響で走行時間が限られてしまったこともあり、僕自身はトップから2秒落ちのタイムしか記録できていませんでした。
 そんな中、Q1ではバゲット選手がギリギリ8番手でQ2進出を決めてくれ、自分に出番が回ってくることになりました。当然のことながら自分の頭の中には公式練習の悪いイメージしか残っていません。不安な気持ちでいっぱいでしたが、走り出すとマシンの感触が格段に良くなっていました。そして結果は3番手。なんと、公式練習の自分のタイムから2.2秒のタイムアップでした。これは公式練習から予選までの間に一生懸命対策を考えてくれたチームの努力のおかげです。言うまでもなく、ダンロップタイヤも素晴らしい仕上がりでした。それにしても鈴鹿といい今回といい、予選では心臓に悪い展開が続いています。どちらも結果オーライでしたが、出来れば次戦以降は準備万端で予選を迎えられるようにしたいです。(笑)
 決勝は、最低でも3位以内という気持ちで臨みました。というのも、決勝に先立って行われたフリー走行でタイヤの耐久性が良いことを確認できていたからです。ロングランのペースに苦労した鈴鹿とは違い、決勝でも力強く戦えるという手応えがありました。
 しかしながら、結果はレース序盤でのリタイヤとなり、第2スティントを担当する予定だった僕は結局1周もドライブすることなくレースを終えることになりました。リタイヤの原因は、他車との接触を避けてコースアウトした際にリアサスペンションを破損してしまったことでした。こういったアクシデントはレースにつきものとはいえ、第3戦といい今回といい、なぜ表彰台を狙えるときに限ってこのようなことが起こるのか…やるせない気持ちでいます。
 ただ、マシンとタイヤのパフォーマンスが高かったことに関してはとても心強く思っていますし、いつも全力で頑張ってくれているチームやHonda、ダンロップの皆さんには感謝しています。次戦のオートポリスは昨年の経験からいうと僕たちとの相性は良いとは言えませんが、なんとか対処できるように皆で協力して頑張りたいです。


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