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Top > RACE > レースレポート > 2015年 SUPER GT 第7戦 IN KYUSHU 300km

レースレポート

QF: 5th RACE: 10th 鬼門のオートポリスで上位グリッドを獲得し、進化をアピール

DAISUKE'S REVIEW

 前回のレビューでも触れたとおり、これまで僕たちのパッケージはオートポリスとの相性があまり良くなく、正直なところ今回も厳しい戦いになるのではないかと考えていました。
 そんな中、予選での5位という結果は予想以上のものでした。レースをやっている以上、もちろん5位で喜んでいてはいけないのですが、これまでチームやダンロップさん、そしてHondaさんと取り組んできたことが間違ってはいなかったということが証明できたという意味で、とても嬉しい結果でした。
 しかしながら決勝では思うようにペースを維持できず、ズルズルと後退して10位に終わりました。これはピックアップの影響でタイヤが本来の性能を発揮できなかったことが原因でした。ピックアップというのは路面に落ちているタイヤカスなどがタイヤに付着してしまう現象のことで、オートポリスでは多くのチーム、タイヤメーカーが苦しんでいます。
 もちろんピックアップに関しては僕たちも課題として認識していましたが、これまではピックアップ以外に優先して取り組むべきことが多く、対策を講じることはできていませんでした。これはまた新たなステップとして、ダンロップさんと協力して解決していく必要があります。
 次戦はいよいよ2015年の最終戦です。最終戦では全車ノーハンデとなるため、競争はより激しくなることが予想されますが、もてぎは僕たちとの相性も良さそうなので、今回以上に良い戦いができるのではないかと考えています。


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