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Top > RACE > レースレポート > 2016年 SUPER GT 第4戦 SUGO GT 300km

レースレポート

QF: 10th RACE: 12th 序盤は上位につけるも、ポイント獲得ならず

DAISUKE'S REVIEW

 今回は予想していた以上に気温が低く、土曜日の公式練習では非常に苦労しました。それを受けて、タイヤ選択も含めて予選に向けた対策をしました。
 Q1ではバゲット選手が素晴らしいアタックを決めてくれました。10番手だったためQ2進出はなりませんでしたが、トップとのタイム差はわずかに0.7秒で、公式練習の結果を考えると予想以上のタイムでした。まさにタイムをひねり出してくれたという印象です。
 決勝は、上位の数台がスピンによって後退したこともあり、一時は5番手までポジションを上げました。バゲット選手のペースも他車と遜色なく、後半に向けて希望が持てる内容でした。
 26周目に他車のクラッシュによりセーフティカーが入りましたが、僕たちはセーフティカー解除後の31周目にピット作業を行ない、僕はバゲット選手からバトンを受け取りました。
 しかしこの後、ピットアウトして数周のうちにポジションを大きく落としてしまいます。ピット作業は良かったのですが、ピットアウトしてからタイヤのウォームアップに苦労し、なかなかペースを上げられなかったことが響きました。さらにその後のタイムの伸びも今ひとつで、ライバル勢が軒並み第2スティントでペースを上げた中で、差をつけられてしまう形となりました。
 76周目には300クラスの車両が最終コーナーでクラッシュをしたことにより赤旗が提示されました。結局ここでレースは終了となり、この時点での12番手が僕たちのフィニッシュ順位となりました。
 前半の展開に希望が持てただけに、後半を担当した僕にとって今回は非常に苦しい内容のレースとなってしまいました。2週間後にはまた次のレースがありますので、しっかりと準備を整えて臨みたいです。

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