今回は週末を通して厳しい内容になり、最後まで浮上のきっかけをつかめないままレースを終えることになってしまいました。
スタートを担当したバゲット選手はミスのない走行を続けていましたが、思うようにペースが上がらず、6周目に後続のライバルにかわされてしまいました。さらにその翌周には早々にピットへと戻り、1回目のピットストップを行いました。これはバゲット選手がタイヤからの振動を訴えたためでした。
予定ではここからレース距離の半分を過ぎるところまでバゲット選手が走るはずだったのですが、戦略上の都合でピットストップのタイミングを大幅に繰り上げることになりました。ちょうどこの頃セーフティカーが導入されたため、その解除のタイミングに合わせて23周目に2回目のピットストップを行い、ここでドライバー交代とタイヤ交換、そして給油を行いました。
富士においては、このタイヤでロングランの確認をできておらず、最後まで持ってくれるかは未知数でしたが、結果的には最後まで走りきることができました。しかしながら、ペース的には厳しかったため終始我慢の展開となり、ポイント獲得には一歩届かず11位でレースを終えました。