RACE

RACE
Top > RACE > レースレポート > 2016年 スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット

レースレポート

QF1: 11th RACE: 10th 週末を通して流れに乗れず、ノーポイントに

DAISUKE'S REVIEW

 早いもので今シーズンも最終戦を迎えました。なんとか良い形で一年を締めくくりたいところでしたが、フリー走行で一部のパーツに不具合が出てしまったことから予選に向けたセットアップの作業に遅れが出て、順調とは言えないスタートになりました。
 それでも予選ではなんとかQ3進出を果たし、今の自分たちのポテンシャルの高さを改めて確認することができました。しかし、フリー走行から全てプラン通りに進めることができていれば、Q1からもう少し高い位置で争うことができていたはずなので、悔しい気持ちが強いです。
 レース1は19周という短い距離で、ピットストップもないため、比較的動きの少ないレースとなりました。スタートでは11番手グリッドからのジャンプアップを狙っていたのですがホイールスピンが多く、1台に先を越されてしまいました。その後は前を走る車両の影響を受け、なかなか自分のペースで走ることができませんでした。結局、アクシデントやペナルティによって2台が後退した以外にはポジションの変動はなく、10位でレース1を終えました。
 レース2は8番手からのスタートと、少なくないポイントの獲得を十分に狙える状況でした。今度はスタートも悪くなく、1コーナーまでにチームメイトのバゲット選手を抜いて7位にポジションを上げました。オープニングラップのシケインでは塚越選手からポジションを奪われてしまったのですが、僕は1周目の終わりにピットストップを行う予定としていたため、そのままピットへと向かいました。
 ここまでは概ね予定通りだったのですが、不運にもピット作業で問題が起きてしまい、約13秒を失いました。これで実質最後尾まで転落してしまい、一気にポイント獲得が遠のいてしまいました。
 このレースでは2度セーフティカーが導入されましたが、荒れた展開の中でポジションを落とす選手も多く、終わってみれば10位と、一時最後尾だったことを思えば悪くない順位までポジションを回復することができました。レース1とは違い、ただ周りが脱落しただけではなく、複数のオーバーテイクを成功させることが出来たので、自分としてもレースを楽しむことができました。ポイント獲得を目指していた僕にとっては、やはりピット作業でのタイムロスが悔やまれますが、皆がベストを尽くした結果なので仕方がありません。

》NAKAJIMA RACINGプレスリリースはこちら