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Top > RACE > レースレポート > 2017年 SUPER GT 第1戦 OKAYAMA GT 300km

レースレポート

QF: 7th RACE: 9th 新チームへの移籍初戦。課題は抱えるも収穫ある完走でさらなる飛躍を目指す

DAISUKE'S REVIEW

 2017年のSUPER GTもついに開幕となりました。個人的には2012年以来のTEAM MUGEN、武藤英紀選手とのレース、またSUPER GTでは初のヨコハマタイヤさんとのレースということで、とても新鮮な気分でした。
 岡山では、2度実施した事前テストで好不調の差が激しく、レースウィークでどちらに転ぶか少々心配でしたが、セットアップ含め、チームの周到な準備のおかげで公式練習の走り出しから感触は上々でした。
 予選では、Q1を担当した武藤さんが素晴らしいアタックを決めて7番手でQ2進出を果たしてくれました。それに続いて僕も…と言いたいところでしたが、残念ながらQ2は赤旗と降雨の影響で中途半端な形で終わってしまいました。おまけに、赤旗解除後には自分がトラブルでストップしてしまい、2度目の赤旗の原因になってしまいました。このため、暫定3番手だった自分のタイムは抹消されて、7番手まで降格となりました。
 予選終了後は、自分たちの不運を嘆きつつも、手塚監督の「同じトラブルが決勝で出なくてラッキーだった」という言葉で気持ちを切り替えたのですが、まさかその言葉通りになるとは、この時は全く予想していませんでした。
 決勝は僕たちの16号車を除き、全てのNSX-GTがトラブルによって脱落するという、Honda勢にとっては辛い展開になりました。トラブルは、予選で僕たちのマシンに発生したのと同様のものでした。僕たちは幸いノートラブルで走りきることができましたが、バックマーカーを処理しながら走っている時のペースに課題があり、予選よりも2ポジション落として9位でのチェッカーとなりました。
 満足のいく内容ではありませんでしたが、決勝中のタイヤの使い方はチームもドライバーもまだ勉強中で、まだまだ伸びしろがたくさんあります。今回初めてのレースを走りきったことで収穫もたくさんあるので、第2戦以降はさらに力強く戦えると感じています。引き続きご声援をお願いします。


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