RACE

RACE
Top > RACE > レースレポート > 2017年 SUPER GT 第2戦 FUJI GT 500km

レースレポート

QF: 13th RACE: 15th トラブルによりチェッカーフラッグを受けることなくレースを終える

DAISUKE'S REVIEW

 第2戦は週末を通して速さが足りず、さらに決勝ではトラブルまで発生してしまい、苦しいレースになりました。
 予選はQ1を担当した武藤選手が良いタイムを記録したのですが、周りのタイムが想定以上に良く、残念ながらQ2進出はなりませんでした。トップとの差が大きくて苦しい結果でしたが、自分たちもフリー走行と比べると1秒以上タイムアップをしているので、力を出し切ることはできたと言えると思います。
 このレースは通常よりも長い500kmレースのため、各チーム2回のピットストップを行います。決勝は武藤選手が第1スティントと第3スティントを担当し、僕は第2スティントを担当しました。
 長いレースということで、粘り強く戦って最低でもポイント圏内まで挽回したいところでしたが、スタートからしばらくしたところでエンジン関連のセンサーにトラブルが発生し、パワーが落ちているという報告が武藤選手から入りました。しばらく様子を見ていたのですが、チームは18周目にマシンをピットに戻して修復作業を行うことを決断しました。この修復作業の影響で8周遅れとなり、この時点で僕たちは実質勝負権を失うことになってしまいました。
 修復作業が終わった後は自分がマシンに乗り込み、テストの意味合いも兼ねて周回を重ねました。依然としてエンジンは本調子ではありませんでしたが、40周近くを走り込むことができて一定の収穫があったと思います。
 この後再び武藤選手へと交代して走り出しましたが、エンジンマイレージのセーブを目的として93周目で走行を打ち切り、15位完走扱い(実質のリタイヤ)となりました。
 今回は最初から最後まで苦しいレースでしたが、第3戦はもうすぐです。気持ちを切り替えて、良いレースにできるように頑張ります。


》TEAM MUGENプレスリリースはこちら