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Top > RACE > レースレポート > 2017年 SUPER GT 第8戦 MOTEGI GT GRAND FINAL

レースレポート

QF: 13th RACE: 11th 今シーズン最後のレースは11位で終える

DAISUKE'S REVIEW

 早いもので2017年のシーズンも最後のレースを迎えました。舞台となったツインリンクもてぎには朝早くから多くのお客さんが詰めかけ、とても素晴らしい雰囲気でした。天候も清々しい秋晴れに恵まれましたが、それとは対照的に、予選も決勝も速さを欠いて厳しい内容になりました。
 予選は武藤さんがQ1を担当しましたが、フリー走行から突如変わってしまったバランスに苦しみ、13番手に終わりました。Q2進出はならず、僕自身は予選を戦うことができませんでした。
 決勝は武藤選手からのスタートでした。序盤こそ周りと遜色ないペースで周回を重ねていましたが、5周を過ぎた頃からグリップの落ち込みに苦しめられ、ラップタイムを維持することが難しくなってしまいました。チームはこの状況を考慮して、第1スティントを早めに切り上げて、第2スティントでは異なる種類のタイヤで走ることになりました。
 第2スティントも最初の5周ほどはラップタイムが良く、ベストタイムは全体で6番目と、決して悪くなかったのですが、すぐにグリップが落ちてしまい、ラップタイムが維持できないことが問題でした。ひとたびグリップが落ちてからは前を走るライバルを追えるような状態ではなく、淡々と周回を重ねていく展開になってしまいました。最終的なポジションは11位で、ポイント獲得まであと一歩でしたが、実際の内容としてはそれ以上に厳しいものがありました。
 今シーズンは約10年ぶりにGT500クラスに復帰を果たしたチーム無限へと移籍をして、タイヤはHondaと初めてタッグを組むヨコハマタイヤと、新しいチャレンジが多い一年でした。勉強の一年にするつもりはありませんでしたが、結果としてそのような形になってしまったことは残念です。ですがこの一年で学んだことは多く、きっとこの先につながると思っています。今年も一年間たくさんのご声援をいただきありがとうございました。


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