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Top > RACE > レースレポート > 2017年 スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ

レースレポート

QF: 8th RACE: 12th  久々のQ3進出を果たすも、決勝は苦戦

DAISUKE'S REVIEW

 岡山と富士での苦戦を受けて、マシンの一部を大きく変えてもてぎに持ち込みました。その甲斐もあり、今回は久しぶりにQ3へと進出できました。しかし、今回は荒れた天候や、Q2で他車がミスをしたことに助けられた側面もあり、まだ好調とは言えない状態でした。
 決勝は、なんといっても2スペック制のタイヤが大きなトピックで、昨年よりも柔らかくなったソフトタイヤの登場によって、もてぎでのレースとしては珍しく順位の入れ替えが激しい展開になりました。
 戦略はほぼ半々に分かれましたが、僕は前半にミディアム、後半にソフトを選択しました。スタートではホイールスピンが非常に多く、数台にかわされてしまいました。その後もミディアムタイヤをうまくグリップさせることができず、周回ごとにポジションを落としてしまい、一時は17番手まで転落してしまいました。
 10周近く走行したところでようやくペースが上がってきたのですが、今度は前を走る車のペースに付き合わされてしまう形となったため、比較的早いタイミングの14周目にピットストップを行い、ソフトタイヤへと交換しました。
 ソフトタイヤでのペースは良く、オーバーテイクを繰り返してポジションを上げることができました。途中、山本選手を抜くのに手こずった間に兄に抜かれてポジションを落としてしまう場面もありましたが、最終的には12番手まで挽回することができました。
 後半の内容は決して悪くありませんでしたが、レース序盤の数周でのペースの悪さがリザルトに対して大きく影響してしまいました。次戦のオートポリスでも今回と同様の2種類のタイヤを使うので、どちらのタイヤでも良いペースで走ることができるように準備を進めなければなりません。次は決勝での結果につなげられるように精一杯頑張りますので、引き続きご声援をお願いします。


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