RACE

RACE
Top > RACE > レースレポート > 2017年 スーパーフォーミュラ 第5戦 オートポリス

レースレポート

QF:17th RACE:11th スピードを欠き苦しい週末に

DAISUKE'S REVIEW

 予選での速さが戻りつつあったもてぎの流れを継続したいところでしたが、オートポリスではグリップ不足に苦しめられ、厳しい週末になりました。
 金曜日にはクラッシュもしてしまい、それも流れを乱す一因になってしまいました。状況を改善すべく、フリー走行ではセッティングの微調整を繰り返しましたが、思うような効果は得られませんでした。予選でも状況は変わらず、17番手でQ1落ちを喫しました。
 予選までの結果を受けて、決勝は車両全体のセッティングの考え方を大きく変えて走りました。予選との純粋な比較はできませんが、ライバルと比較すると、確実に競争力が上がった実感がありました。
 決勝の内容ですが、スタート直後に他車のアクシデントの影響を受けて1コーナーでコースアウトするという、今週末の流れの悪さを象徴するような立ち上がりとなりました。その後はペースは悪くなく、コースアウトで離れてしまった前方グループにも比較的早い段階で追いつくことができましたが、ピットストップでは給油が予定通り終わらず10秒ほどのタイムロスがあり、再びグループから離れてしまいました。
 第2スティントではすぐにダメになるという前評判だったソフトタイヤを使用しましたが、意外にも最後まで安定した性能を発揮してくれました。上位陣と比較しても、レース後半のペースは遜色ありませんでしたが、スタートポジションやスタート直後のコースアウト、ピットでのタイムロスなども重なって順位的には11位まで挽回するのが精一杯でした。
 ここまで予想以上に苦しい戦いが続いてしまっていますが、今回の決勝を通じて発見もありました。あと残り2ラウンドをしっかり戦って、なんとかランキングを押し上げられるように頑張ります。引き続きご声援を宜しくお願いします。


》TCS NAKAJIMA RACINGプレスリリースはこちら