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Top > RACE > レースレポート > 2017年 スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット

レースレポート

QF:5th RACE:4th 上位グリッドを獲得も、台風の影響で決勝は中止に

DAISUKE'S REVIEW

 スーパーフォーミュラの最終戦は台風の影響で終始大荒れの天候に見舞われました。得意なはずのウェットコンディションでしたが、フリー走行までは絶不調で、コントロールしづらいマシンに手を焼いていました。
 ところが予選に向けてセットアップを微調整したところ、一気に改善され、Q1の初めから調子良く走ることができました。Q1ではトップと0.4秒差の5番手となりました。雨量は非常に多く、そこら中でスピンしそうになりながらのアタックでしたが、マシンの感触が良かったため自信を持ってプッシュすることができました。
 この調子ならQ2、Q3にかけてさらに順位が上げられるという手応えがありましたが、残念ながらQ1終了の時点で悪天候によるQ2、Q3のキャンセルが発表されました。特別規則により、翌日の決勝はレース1をQ1の順位である5番手から、レース2をQ1のセカンドベストタイムの順位である4番手からスタートすることになりました。
 今シーズン最上位のグリッドを獲得して決勝が楽しみな状況でしたが、残念ながら台風の影響は大きく、土曜日の夕方には日曜日の全スケジュールがキャンセルとなることが発表されました。表彰台も狙えるグリッドだったので決勝が戦いたかったですし、何より調子が良くなったマシンで少しでも長い時間走りたいという気持ちでしたが、観客の方の安全も含め、様々なことを考慮すれば当然の判断だったと思います。
 終わりよければすべてよしという形でシーズンを締めくくれそうな流れでしたが、結局それも叶わず、今シーズンは最後まで思うような結果を残すことができずに終えることとなってしまいました。いつも応援いただいている皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。最後までご声援いただきありがとうございました。個人的にはまだSUPER GTのレースが残っていますので、精一杯戦って、少しでも良い形で一年を締めくくることができるように頑張ります。引き続きご声援を宜しくお願いします。


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